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収穫された葡萄を破砕後、果汁、果皮、果肉、種、果梗すべてをクベブリという内側を蜜蝋でコーティングした粘土製の甕に入れ、その甕を土中に埋めてワインを醸造するジョージア伝統のワイン醸造法を指します。このクベブリ製法では、果皮、種、果梗に含まれているタンニンがワインの酸化を防ぎ、温度変化が少ない土中に埋めることにより、安定して醗酵を進める特徴をもちます。また、ワインが自然に澄むので清澄剤もフィルターもかけません。
つまり、クベブリ製法によるワインには葡萄のすべてが凝縮されているということなのです。このクベブリ製法では、葡萄の品質がワインの出来上がりを決める最も重要な要素になり、高品質の葡萄からは高品質のクベブリワインが出来るのです。
このジョージア伝統のクベブリ製法は2013年12月にユネスコ無形文化遺産に認定登録されています。
お飲みになる1時間〜数日前には抜栓して、十分に開かせてからお楽しみ下さい。
クベブリ製法で作成した白ワインはアンバー色(琥珀色)に染まります。
近年話題のオレンジワインと区別するために現地ではアンバーワインと呼ばれることが多いです。
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